ネット全盛時代に突入!時流に乗り遅れてはいけません
販促・広告宣伝の企画という仕事を長年やってきました。
時代は移り変わり、今やネット全盛の時代。
企業のカタログはウェブサイトに変わり、配布はPDF。連絡はメールで。
我々の仕事も当然、WEBに移行していき、販促のツールの中でも印刷物の提案が少なくなる変わりに、ホームページの企画・制作まで手がけるようになりました。
企業のカタログが企業サイトに、カタログ通販が楽天やYahooのサイトへ。
そして、ちらしやDMが携帯販促、これからはスマートフォン対応です。
さらにソーシャルネットワークだとか。
でも、今や誰でも簡単にホームページが持てる時代。
その使い方が問われています。
クライアントによって上手く使いこなしているケースと、まったく使えてないケース。
仕事で取引しているとよく分かってきます。
経験上、大企業は豊富な資金と人材でサイト運営ができます。
それにもまして頑張っているのが小企業や個人。
一番中途半端のが中小の企業でしょうか。(あくまでも経験からですが・・・)
唐突ですが、私の失敗例を記します。
初期の楽天市場に出店、雑誌通販も順調に売上げを伸ばす
私が友人と共同で楽天市場に出店した話です。
確か2000年の2月でした。
その頃の楽天市場は、まだ出店数も1000店ぐらいではなかったでしょうか。(定かではありませんが)
楽天も上場する前で、大阪の楽天の出店案内会みたいなものには、
三木谷社長も自らはっぴを着込んで「エイエイオー」と先頭に立っておられました。
「これからネットショッピングの時代がくるかも?」という時で、
まだネットでの販売に疑心暗鬼になっているところも多かった時代です。
我々の商品はTシャツやトレーナーといったカジュアルな商品で、
単価も2900円や4900円、冬場で5900円~9800円ぐらいだったと思います。
1ヶ月目、30万円ぐらいの売上だったと思いますが、あれよあれよという間に200万円ぐらい売り上げるようになりました。
この頃の販促は、ほとんどプレゼント企画です。プレゼントでメールアドレスを収集してメルマガでご案内する方法です。
ですから、広告費は殆ど使いませんでした。プレゼント代だけです。
同時に、友人が別にやっていた雑誌広告の通販も売れ行きが良く、「この分だと実店舗はなくてもいいなぁ」と2人でほくそ笑んでました。
それで、メールアドレス数が10,000ぐらいになったとき、
今から思えば「手を抜いた」んですねぇ。
黙っててもこの状態が続くと思ってしまったのです。
サイト上で色々な企画も行っていたのですが、それもおろそかになり、携わる時間も少なくなり、どんどん売上が落ちていきました。
ここがポイントです。!!
商売には必ずあるターニングポイント。浮き沈みを見逃すな!
商売には、何回かの壁というかターニングポイントが必ずあります。我々が失敗したのは、この時にこそ、お金をかけて拡大する、あるいは広告を上手く使うというような決断をしなかった事です。
今、思えば本当にもったいない事をしました。先を見る目がなかったのでしょう。
すでに現在、このサイトはありません。
浮き沈みがあるとよくいいますが、まさにそれです。
浮かれているときこそ真剣に立ち向かい、全力で力を注がないといけないのですね。
さて、その経験が今に生かされていればいいのですが・・・