漁師さんの船に広告を入れるユニークなアド・ボート

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漁師さんのイメージが変わる斬新な広告システム

今日は素晴らしい広告を紹介します。

震災被害の後遺症がまだまだ残る岩手県沿岸。

そこで漁師さん達を支援するプロジェクトがあります。

それは「AD BOAT JAPAN」

アドボート これは漁師さんが所有する船に企業やブランド、
各種団体などが協賛して
広告を出すという新しいシステムです。
 
簡単にいうとF1の車のようなことで、漁船版になります。

企業やブランドのロゴが船体にレイアウトされ
従来の漁船のイメージとはだいぶ違った
ちょっとお洒落な漁船になっています。

アドボート

震災後の復興支援の一環として発案

この「AD BOAT JAPAN」は、
岩手県盛岡市の老舗の靴屋「菅原靴店」の菅原専務が発案されました。

菅原さんは震災後、全国から届けられた「靴」を
岩手県の沿岸部に運んでいたところ、
知り合いの漁師さんから苦境に陥っている状況を聞き、
何とか支援をと考えた結果このプロジェクトを発案されたそうです。

漁師さんは広告費という形で支援を受け、 それぞれの漁船に企業やブランドなどのロゴを貼ります。
 
企業やブランドは、支援しているという証にもなり
ある程度の広告効果も期待できます。
(マスコミに取り上げられれば、相当な効果も期待できますね)

でも、このプロジェクトはそんなそれぞれの利益など関係なく
漁師さんと企業とのジョイントによって
震災復興に向けて大きな希望を持たせるものですね。

さらに「AD BOAT JAPAN」では
関連商品なども開発し、支援商品として販売しています。

漁師さん達も最初は抵抗感があったそうですが、
今では「うちもお願いします」と、問い合わせが殺到してるそうです。

また、意外な効果も生まれてきたそうです。

カッコ良くペインティングされた船を見た若者達が
「この船かっこいい。漁師やりたい。」
というようになってきたそうです。

震災復興には様々な支援の仕方がありますが、
通常の広告から発想されたこういった支援の仕方は
商売色もあまり感じることなく、
とても素晴らしいことだと思います。

震災被災地の漁業の完全復興には10年~20年かかるそうです。

岩手県の海原に、カッコ良くペインティングされた漁船が航行する姿は
未来に向かって夢のある風景になることでしょうね。

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