VRで社会貢献!和歌山アドベンチャーワールドのボーンスマイル・プロジェクト参画

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VR(バーチャルリアリティ)って最近どうなの?

VR(バーチャルリアリティ)って最近どうなの?

 

VR(バーチャルリアリティ)という言葉を最初に聞いたのはもうずいぶん前になります。

つたない管理人の記憶では、確かSF映画に関係して知り得た単語で、「仮想空間」「仮想現実」とかいう意味で略されていたように思います。

しかし3年程前から、なにやら「VR(ブイアール」と言う言葉がテレビなどで話題になってあっという間にVR(バーチャルリアリティ)が広まったと思ったら、ここのところあまり聞かなくなったように思いませんか?

「いやいや、何をいうてるねん、ゲームの世界や映画、展示会、レジャーランドのアトラクションなど様々なコンテンツで目にするやん」とおっしゃる方も多いと思います。

確かに!!

そう言われれば専用のゴーグルをしてゲームをする姿をテレビで見たりしました。

高層ビルの窓から突き出た細い板の上を歩くというのも見ました。

調べてみれば、エレトリックスポーツ(eスポーツ)などでは、拡まりつつあるようですね。

しかし、なかなかブームにならないというのが、業界の人にとっては頭が痛いところらしいのです。

健康への懸念で家庭への普及がいまひとつのVR

じつは個人や家庭での使用が期待されたVR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットの売れ行きがそんなに良くないとか。

その理由としては値段が高く、まだまだコンテンツが少ないという事。

それに「乗り物酔いのような症状を起こす」というのも売れ行きを妨げている大きな要因だそうです。

プレイステーションVRでは、痙攣や意識障害を起こす危険があるとハッキリうたっていますし、医学的にも原因はまだ解明されてないようです。

開発側もそこが頭を悩ませている大きな原因だそうで、やはり健康面のリスクを取り除かないと個人・家庭レベルまで浸透するのは不可能で、商品としては全くもって致命傷です。

つまりVR(バーチャルリアリティ)は、企業や大手の娯楽施設にはそれなりに拡がっているけれど、世間一般まで浸透するには、まだ障害がたくさんあるということですね。

個人・家庭クラスまで浸透していかないとブームは起きないですからね。

でも、そんなバーチャルリアリティですが、とても興味深いチャレンジがあります

和歌山アドベンチャーワールドの世界をVRで子供達に!

一昨年末に東京の国立生育医療研究センター内にある東京都立光明学園の分教室「そよ風教室」(世田谷区)で、クリスマスイベントとしてVR(バーチャルリアリティ)を使った「VR旅行」が行われたのです。

和歌山アドベンチャーワールドの世界をVRで子供達に!

出典:アドベンチャーワールドPRESS RELEASE


 

これは和歌山県のアドベンチャーワールドと東京のVR制作会社ジョリーグッドが共同で行ったもので、日ごろ病院で過ごす子供達に、アドベンチャーワールドの動物たちをリアルに体感してもらおうというイベントです。

その名も「ボーンスマイル・プロジェクト」

 

和歌山県のアドベンチャーワールドといえば、ジャイアントパンダが有名ですね。

その他にもバンドウイルカやペンギンなど、子供達の大好きな動物たちがずらりと揃っています。

子供達は普段なかなか見ることができない動物たちの生態を、高精度のVR映像を通してリアルに体感することができ大喜びだったそうです。

出典:アドベンチャーワールドPRESS RELEASE


 

VR映像を制作したジョリーグッド社は、「自社のテクノロジーを活用して、子供達が病気を克服、退院した後になにか目標を持ってもらいたい」という趣旨で企画したそうで、ひじょうに素晴らしい催しだと思います。

ちなみにこのアドベンチャーワールドのVR映像は、VRアプリ「Adventure World VR」として、iPhone版Android版ともに無料で配布されています。

健康リスクを克服できれば拡がる可能性は無限大か?!

VRの技術と高精度の映像によって、仮想空間を体感できる下地はできあがりました。提供されるコンテンツも徐々に拡がっていくことでしょう。

あとは健康リスクの回避だけです。

これが解決されれば、VRへの期待はふくらみ、楽しみは無限大に拡がります。

前述した光明学園の子供達のように、普段行けないところ・・・例えば有名な観光地なども実際に訪れているような感覚で体感できます。

もちろん、日本だけに限りません。世界の有名観光地へも行けてしまいます。

こういった旅行コンテンツは、子供達だけでなく、老人ホームなどでも受け入れられるでしょう。

他にも色んな事が可能になります。

メジャーリーグ大谷投手の160k台のストレートを打者感覚で体感したい。

卓球の張本選手とのラリーを体感したい。

錦織圭選手や大坂なおみ選手のサーブを体感したい。

など、スポーツ分野には面白いコンテンツがたくさん眠っています。

カラオケボックスなどでは、そのうちバーチャルリアリティ部屋ができるかも知れませんよ。

部屋いっぱいに写しだされるステージから見た観客席。満員の観客の前で歌う醍醐味で、あなたはすっかり有名アーティスト!なんていうのも可能になってきます。

コンサート会場もVRで可能に

 

そんな夢のような体験を可能にするのもVR技術です。

はやく問題を解決して、拡めて欲しいものですね。

その時はできるだけコストを抑えて、貧乏管理人の手の届く範囲の価格でお願いしたいものです。

 

 

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