瀬戸内観光をヨーロッパでPRする、せとうちDMOの観光誘致プロモーション

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英国で瀬戸内の認知を拡大するSNSキャンペーン

英国で瀬戸内の認知を拡大するSNSキャンペーン  
 
英国で瀬戸内をPR!? なんで??

 
遠く離れたヨーロッパで、なんと瀬戸内という日本の地域ではあまり世界に知られていない地域を(ちょっと失礼ですが^_^;)、しっかりPRされているのに少し驚いたしだいです。

 
このキャンペーンは、JNTO(日本政府観光局)のロンドン事務所が英国で実施・主催している日本の認知度向上を目的としたSNSキャンペーン「Win a trip to Japan, Discover Setouchi:Japan's Inland Sea」だそうです。
 
そして、このたび瀬戸内エリアが取り上げられたのです。

 
キャンペーン自体は、英国航空会社ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン=大阪の直行便が3月31日より新規就航することを記念して展開されているもので、JNTO(日本政府観光局)のロンドン事務所が主催し、2月の19日まで、英国で実施されています。

 
瀬戸内は関西国際空港からも近く、美しい自然、感動的な芸術、そして多様な文化といったものをヨーロッパで訴求し、観光客の誘致につなげようという企画です。

 
キャンペーン期間中は、瀬戸内に関するクイズが出題され、正解者にはロンドン発の瀬戸内旅行をはじめ、瀬戸内の事業者から募った様々な景品が送られることになっています。

 
このキャンペーンには、「せとうちDMO」が協力しており、今後、個々の事業者が直接英国などヨーロッパ各地に商品をアピールできる機会を提供していくそうです。

 
また、せとうちDMOは、瀬戸内の事業者との連携を密にし、英・独・米・仏の欧米4カ国を中心にヨーロッパでの認知拡大と、インバウンドを核にした観光ビジネスを拡大することにより、瀬戸内地域の活性化を計画しているのだそうです。

 
※せとうちDMOとは、2013年に瀬戸内を囲む7つの県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県)が合同して瀬戸内を観光ブランドとして訴求していこうとしてできた「瀬戸内ブランド推進連合」が土台となり、さらに世界に比肩できる観光地経営を目指すために創設された組織です。

瀬戸内の観光名所と言えば、どこっ?

瀬戸内地方は、1年を通して比較的気候の変動も少なく、穏やかな土地というイメージがあります。

一言に瀬戸内とまとめられますが、瀬戸内と呼ばれる地域は兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県と7つの県にまたがります。

では瀬戸内には、どういった観光名所があるのでしょうか?

 
まず、一番有名だと思われるのが、広島県廿日市市の「宮島」ではないでしょうか。

 
厳島神社や朱色の大鳥居が瀬戸内海に映える姿は絶景で、海の満潮時には、瀬戸内海が厳島神社の端まで伸びて、まるで海に浮かんでいるように見える写真などを見た人も多いでしょう。

 
徳島県で有名なのは、はやり「鳴門の渦潮」でしょう。

鳴門の渦潮  
大鳴門橋の下の渦潮は瀬戸内海を代表するスポットで、観光船で渦のそばまで近寄ることもでき、その迫力に驚かされます。

 
お隣の香川県と言えば、そう「讃岐うどん」ですね。

 
讃岐うどんの名店がズラリと揃っており、全国からうどん好きがやってきます。みずから「うどん県」とも名乗っていて、うどんを題材にした映画もありましたね。

 
でも観光スポットというと、香川県三豊市の「父母ヶ浜(ちちふがはま」は、瀬戸内地方屈指のインスタ映えするスポットです。

 
日の当たり方や時間帯など諸条件が揃うと素晴らしい景色が目の前に拡がります。

 
美しい海の景色を楽しむなら、愛媛県も負けていません。

 
愛媛県伊方町の「佐田岬」

 
瀬戸内海の端っこにある岬で、美しい海と白い灯台が表現する絶景が人気スポット。

 
灯台付近からは、対岸にかすかに九州を眺めることもできます。

 
山口県でオススメなのは、山口県周南市の「周南石油化学コンビナート」です。

 
特に黄昏時から夜になると、コンビナートの光が幻想的に輝き、いつまでも眺めていられるほど美しい世界を見せてくれます。

 
岡山県といえば、ブドウや桃、さらにオリーブなどが食通には有名ですが、瀬戸内の観光スポットとなると、日本のエーゲ海とも称されるほどの美しさを誇る岡山県瀬戸内市の「牛窓」が有名ですね。

牛窓  
さらに最近では、「黒島ヴィーナスロード」がデートスポットとして人気があり、春と秋、海の潮が引いた日に現れる砂道がロマンティックな表情を見せてくれます。

 
最後に兵庫県ですが、一番の観光スポットは姫路城と誰もがいうところ。

 
でも、瀬戸内という場合、「坂越(さこし)」となります。

 
「坂越」は、古くから瀬戸内海の交通の要所として栄え、今でも情緒ある昔の風景が残っています。

 
街並みの向こうには、瀬戸内海に浮かぶひょうたん島「生島(いくしま)」がみえる、雰囲気のある穏やかな街です。

 
あと、個人的にオススメなのが、「しまなみ海道」です。

 
しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路で、西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路からなります。

 
新尾道大橋以外の各橋には、自転車・歩行者専用の道路が整備されていて、最近サイクリングで有名になりましたが、自家用車で渡るのも楽しいものですよ。

瀬戸内観光には便利な交通機関を利用する

瀬戸内を訪れる外国人にとっては、交通機関も重要なチェックポイントです。

 
観光という視点からみて、オススメの交通機関を上げてみましょう。

観光汽船(フェリー)

フェリーひなせ  
のんびりと瀬戸内海の潮風にあたりながら観光するなら瀬戸内観光汽船がオススメです。

 
瀬戸内観光汽船のフェリー乗り場は岡山県のJR日生駅(赤穂線)からすぐのフェリー乗り場から乗船でき、小豆島までの往復を定期運行しています。

 
1,000トン級のフェリー「ひなせ」は、500名が乗船でき、乗用車から大型バスまで運ぶことができます。

 
小豆島へ行く前には、フェリー乗り場からちょっと足を延ばせば、国宝・閑谷学校、備前焼など悠久の歴史に触れることができます。

 

観光バス

瀬戸内をまわる観光バスは貸し切りバスが多いのですが、ここではそれとは違って、ちょっと興味を引かれるバスを紹介しましょう。

 
尾道市から今治市を走る直通高速バス「しまなみサイクルエクスプレス」というバスがオススメです。

 
なにがオススメなのかというと、名前の通り、自転車を積載できる高速乗り合いバスなのです。

 
しまなみ海道を縦断するバスで、途中の瀬戸田パーキングと瀬戸田BSを境に、乗車専用、降車専用となります。

 
しまなみ海道とは、瀬戸内海に浮かぶ島々を結び、本州と四国をつなぐ海道で、多くの島の風景と美しい海の上を雄大な橋で渡っていきます。

しまなみ海道  
今では、サイクリングスポットとして有名で、サイクリストの聖地とも呼ばれています。

 
これは外国に、特にヨーロッパの人にとっては魅力的かも知れませんね。向こうはサイクルスポーツがひじょうに盛んです。

 
「しまなみサイクルエクスプレス」は、そのしまなみ海道を走り、しかも自転車も積載してくれるので、サイクリスト達に大好評。

 
もちろん、観光に使えるバスはこの他にも今治と福山を結ぶ「しまなみライナー」や今治から因島大橋、尾道とつなぐ路線バスも利用して欲しいものです。

観光列車

ラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)  
 
 
瀬戸内の観光列車の旅となると、今大人気なのが「ラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)」です。

 
JRのラ・マル・ド・ボァは、瀬戸内を旅するのに特化した観光列車。

 
ホテルのような高級感のあるフローリングデッキ、現代アート作家の作品が覧れる展示スペース、自転車を積載できるサイクルスペース、ご当地の名産品を集めた販売カウンターなど、瀬戸内の旅を優雅に満喫できる特別列車なのです。

 
運行している区間は、「岡山」からアートな港町の「宇野」、「岡山」からレトロと新しさが共存する「尾道」、「岡山」~グルメとこんぴらさんで有名な金乃比羅宮がある「琴平」へ観光客を運んでいます。

外国人に喜ばれるスポット満載の瀬戸内

ここで上げた観光スポットの他にも、もちろん各県には名所名跡がたくさんあります。

 
最近では、インスタ映えするスポットを目当てに若い人達も多く訪れているようです。

 
東京や大阪のように大きなレジャー施設や有名なお店とかは少ないですし、交通網も比べたら不便かも知れません。

 
しかし、穏やかで美しい海とそこに点在する島々の景色は、国内でも他に類を見ない美しさを誇っています。

 
買い物で訪れる観光客とは別に、日本の風景、暮らし、歴史に触れたいという外国人に、どんどん広めて欲しいものです。

 
地道なPRですが、せとうちDMOさんに頑張って欲しいものです。

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