「WONDA×AKB48」アサヒ飲料の全国キャンペーン
国民的アイドルAKB48。
その勢いはとどまる所を見せないどころか常に新しい発信をし続ける秋元康氏の発想に脱帽するばかりです。
昨日はサンダーバードを使ったキャンペーンを紹介しましたが、今度はAKB48です。
アサヒ飲料の人気缶コーヒー「WONDA」の今回のキャンペーンは、そのAKB48と起用した大々的なもので今月29日からスタートしました。
タイトルも
「WONDA×AKB48 全国じゃんけん大会キャンペーン」
(画像・・・WANDA公式サイトより)
すでにテレビCMを見られた方も多いと思いますが、
記者会見場でAKBの面々・・・
大島優子、板野友美、柏木由紀、小嶋陽菜、篠田真理子、高橋みなみ、渡辺麻友
と人気絶頂の7人が登場し
大島優子の
「いでよ!日本のセンター!」の声で
じゃんけん大会の巨大パネルが登場。
なかなかの演出ですね。
それにしても、今やこの「センター」という単語、すっかりAKBを連想させるようになりましたね。
おじさん達には、センターと言えば「野球の?」というのが定番でしたが・・・(^_^;
話がずれましたが、「日本のセンターを決める!」という今回のキャンペーン。
商品も豪華で、なんと100人にハワイ旅行をプレゼントするということです。
応募エントリーは携帯電話またはスマートフォンから・・・と現在、鉄板の手法。
豪華賞品を用意するかわりにおそらく数十万単位のメールアドレス等がアサヒ飲料に集まることでしょう。
アサヒ飲料としては、このメールアドレス等の個人情報が今後の販促に大いに役立ちますね。
もちろん、商品の訴求や認知を期待するのは当然ですが
このデータ収集こそ、今の各種キャンペーンの目的とも言えます。
今やメールアドレスなどのデータは
「第二の石油」と言われるほど。
大企業はこういったキャンペーンなどでデータを集めに集めています。
このへんの事、中小の企業や店舗さんはまだまだ意識が低いと思われます。
今やデータは売上を大きく左右する資産といっても過言ではないです。
あなたの会社やお店のまわりにも
第二の石油が大量にあるのです。
中小の企業や店舗さんは大企業のように大金をかけて販促することは不可能ですが、中小の企業や店舗でも、このへんを意識した販促をするとしないとでは、ライバル店、競合店との競争に生き残るか埋没するかの分岐点になると思われます。
江戸商人は火事が起きた時、真っ先に顧客台帳を井戸に投げ込んだと言われております。
顧客台帳は、こんにゃくノリで加工されており、水に浸っても文字が消えなかったという事です。
「情報化社会の今こそ、江戸商人に学ぶところ多し」と言ったところでしょうか。