全豪オープン2021で気になったスポンサーロゴマークを調べてみた!

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全豪オープン2021で気になったスポンサーロゴマークを調べてみた!

2021年最初のグランドスラム全豪オープンは、大坂なおみ選手がジェニファー・ブレンディ選手をストレートで下し、2年ぶりの優勝を成し遂げました。

男子はノバク・ジョコビッチ選手がダニール・メドベージェフ選手を同じくストレートで下し、自身の最多記録を更新する9度目の大会制覇を果たし、四大大会(グランドスラム)通算18勝目を挙げて幕を閉じました。

今大会は、世界的なコロナ禍の中でいつもより3週間遅れた開催となり、徹底した感染対策が導入されました。

選手によっては屋外で練習することもできず、難しい調整を強いられるなど異例の対応に追われ、コンディションの調整が難しかったと思います。

さて、当サイトでは2年前の2019年の全豪オープンの時に、職業柄大会のスポンサーのロゴが気になるという話を記しましたが、またも目に止まってきたので、懲りもせず今回もちょっと調べてみました。

 

例年、一際目立つスポンサーはキア・モーターズ(起亜自動車)

前回(2019版記事)も一番目立った位置にあって、「いったいなんの会社だろう?」と思って調べた韓国のキア・モーターズ(起亜自動車)ですが、今回その位置に「あれ?ロゴがない」と。

代わりに目立っているのがこれ!

起亜自動車の新ロゴマーク

全豪オープンを見られた方は、覚えがあると思います。

このロゴ、調べたら起亜自動車の新しいロゴでした。

↓左の楕円に囲まれたものが以前のロゴで、右が現在のロゴです。

最初、「K U?」と思いましたが、「KIA」でした。

起亜自動車は、1944年に設立されてから結構頻繁にロゴを変えていて、今回のロゴは2019年のジュネーブモーターショーで発表されたものです。

昨年の全豪オープンを見ていなくて、少し遅めの気づきになりました。

代わりに、なんとも読みづらいというか、「KU?」が目に入ってきた次第です。

ちょっとレクサスのロゴの影響受けた感じがしますが・・・

起亜自動車は、全豪オープンの主要スポンサーとして2002年から提携してきています。

大会中は、開催都市であるメルボルン周辺の人員輸送に車両を提供しています。

 

※記事参照:「KIA」「国窖1573」「ANZ」など全豪オープンで目立ったスポンサーとは?

 

全豪オープン2021のスポンサーロゴを調べてみた!

「KIA」の新しいロゴに興味を持った勢いで、さらに大会スポンサーのロゴをテニスのプレイそこそこに、狭い画面の上下左右に目を凝らしてみました。

目に入ったロゴを全豪オープンの公式サイトと照らし合わしながら調べてみたので列挙してみましょう。

メジャーパートナー

起亜自動車の新ロゴマーク

スポンサーは大きく分けて、メジャーパートナーアソシエイトパートナーパートナーの3つに分かれています。

それぞれ提携金額の違いというのは容易に理解できますね。

メジャーパートナーは、そこらじゅうに大きなロゴが見られた起亜自動車です。

アソシエイトパートナー

アソシエイツパートナー

ROLEX

ロレックス

ROLEXは1905年のドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業し、現在スイス・ジュネーブにある世界的な腕時計メーカーで、知らない人はいないと思うほど有名ですね。

LUZHOU LAOJIAO

瀘州老哉

瀘州老哉–中国のリキュールブランドで、前回も取り上げましたが、2018年10月に全豪オープンの公式スポンサーになりました。

「LAOJIAO(国窖)1573」は、中国の「白酒(高粱(こうりゃん。モロコシが原料)」を評定する際の基準となる有名なお酒なのだそうです。

EMIRATES

エミネイツ航空

こちらは有名なエミレーツ航空で、UAEを代表する航空会社です。

パートナー

パートナースポンサー

ACCOR

アコー

アコーはフランスのホスピタリティ企業で2015年から公式パートナーになっていて、主にトーナメント全体でコンシェルジュサービスを中心に提供しています。

ANZ

anz

前回2018年も取り上げたオーストラリア・ニュージランド銀行グループで、ロゴは蓮をイメージしたものです。

BONDI SANDS

ボンダイサンズ

ボンダイサンズは、オーストラリア・メルボルンに本社があるワックスの企業で、全豪オープンの公式「日焼け止めワックス」になっています。

CANADIAN CLUB(CC)

カナディアンクラブ

カナディアンクラブは、カナディアンウイスキーのブランドでお馴染みの飲料メーカーで、トーナメント会場全体で飲み物を販売しています。

CHEMIST WAREHOUSE

CHEMIST WAREHOUSE

オーストラリアの薬局チェーン店で、昨年から公式パートナーになっています。

CHUBB

チャブ

チャブは、スイス・チューリッヒを拠点に生命保険や損害保険など世界54カ国でグローバルな事業を展開するチャブ・リミテッドです。

CITY OF MELBOURNE

メルボルン市

メルボルン市はもちろん全豪オープン開催都市ですね。

DERUCCI

デルッチ

デルッチは中国の高級寝具会社で、2018年から公式パートナーを続けています。

DUNLOP

ダンロップ

こちらも前回同様、全豪オープンの公式マッチボールプロバイダーです。

GANTEN

ガンテン

ガンテンは、中国のプレミアムボトルウォーターブランドで、2022年まで契約を結んでいます。

INFOSYS

インフォシス

インフォシスはインドのITコンサルティング会社で、全豪オープンのデジタル技術のソリューションを提供しています。

MASTERCARD

マスターカード

マスターカードは言わずと知れたクレジットカードで有名な多国籍金融企業です。

MAUI JIM

マウイジム

マウイジムは、米国イリノイ州に拠点のあるサングラスメーカーで、全豪オープンの大会スタッフのサングラスも提供しています。

PERONI ITALIA

ペローニイタリア

ペローニイタリアは、世界50カ国以上に製造拠点を持つ酒類メーカー「アンハイザー・ブッシュ・インベブのイタリアの醸造所で、全豪オープンでは公式ビールブランドになっています。

PIPER-HEIDSIECK

PIPER-HEIDSIECK

フランスのシャンパンハウスで昨年から3年契約で公式スポンサーになっています。

PURE BLONDE ORGANIC CIDER

ピュアブロンド

ピュアブロンドオーガニックサイダーはオーストラリアの飲料ブランドです。

RALPH LAUREN

ラルフ・ローレン

ラルフ・ローレンは、誰もが知るニューヨークを拠点とするファッションメーカーで、大会関係者にオーダーメイドの衣料品を提供しています。

SANTOS

サントス

南オーストラリア州の州都アデレードに本社を置くエネルギー会社で、トーナメントの公式天然ガスパートナーです。

TRADEMAX GLOBAL MARKETS(TMGM)

トレードマックスグローバルマーケット

トレードマックスグローバルマーケットは、オーストラリアの大手金融サービスプロバイダです。

TOSHIBA

東芝

もちろん日本の東芝で、トーナメント全体に展開される最新のテレビセットなどを提供しています。

TREASURY WINE ESTATES( TWE)

トレジャーワインエステート

トレジャーワインエステートは、オーストラリアのワイン製造販売の会社です。

VISIT VICTORIA

ビクトリア州の公式観光ポータル

全豪オープンを主催するオーストラリアのビクトリア州の公式観光ポータルです。

YONEX

ヨネックス

日本のヨネックスは、2016年から全豪オープンの公式ストリンガー(ガットですね)で、大坂なおみ選手もヨネックスのラケット「YONEX EZONE98」を使用しています。

UBER

ウーバー

ウーバーは、最近流行りのウーバーイーツでお馴染みで、公式ライドシェアリングパートナーと公式オンラインフードデリバリーアプリ(Uber Eats経由)の両方のサービスを展開しています。

INITIAL

イニシャル

イニシャルは、衛生サービスを提供する会社で、公式衛生パートナーとして全豪オープンのイベント全体の清潔さや衛生管理を監督し、消毒や車の清掃までを監視しています。

 

中国、韓国が目立ち日本は控えめ?なスポンサーシップ

以上、勢いのまま大会スポンサーを調べてみました。

全豪オープンは地元オーストラリア企業が多数スポンサーに名をつらねていますが、メジャーパートナーが韓国の起亜自動車が座っているように外国企業のスポンサードが大きな役割を担っています。

世界を相手にグルーバルな展開を図っている企業がほとんどですが、中でも中国の企業が複数名を連ねているのが目立ちますね。

ここでも中国企業の強さが目立っている感じで、逆に日本の企業がヨネックスと東芝の2社だけというのはちょっと寂しい感じもします。

同じようにアメリカの企業もラルフローレンとマウイジムの2社と意外な感じがしますね。

 

インドやUAEの企業がスポンサードしているのも、現代感が出ていて、先の中国同様、世界の経済や技術を牽引している国や企業の勢いが見てわかります。

このように、広告は今の経済状況を図る指針の1つにもなるので、スポーツ大会のスポンサーチェックもタメになるのではと勝手に思っています。

 

特に今年の大会はコロナ禍の影響で、会場での観戦が制限されたことで、私のようにテレビでの観戦が目立ったのではと思います。

世界中に放映されるテレビ放映の画面で、企業ロゴに関心を持たれた方は少ないと思いますが、一つ一つ見ていくと、案外面白いものです。!(^^)!

 

さて、スポーツ大会といえば東京オリンピックが気になるところですが、このようにスポンサーの意向が大きく左右することと参加選手の動向によって、開催されるか中止となるのか・・・気になるところですね。

 

 

 

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