どうも、くまざわです。
カナダのケローナで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ。
男子は日本の羽生結弦選手、女子はロシアのアレクサンドラ・トルソワ選手が優勝しましたが、テレビを観ていて気になった点が2点あったので、ちょっと記してみたいと思います。
スケートリンクまわりの広告の日本のスポンサー企業は?
海外のスポーツを見ていて仕事柄どうしても看板などの広告に目がいってしまうクセがあるのですが、今回のスケートカナダを見ていて見慣れぬ企業があったので調べてみました。
海外の企業は別として、日本企業と思える企業名をピックアップしてみると・・・
高須クリニック、ほけんの窓口、アイフル、シチズン、木下グループに関しては、有名ですのでわかります。
しかし、その他のTOKIOインカラミ、ダイナム、大山式、オリエンタルバイオについては勉強不足ということもあり、どんな企業なのか知識がありません。
気になるのでちょっと調べてみると、
TOKIOインカラミ・・・ヘアトリートメントで有名
ダイナム・・・パチンコを主とした娯楽産業
大山式・・・ボディメイクパッドの健康器具
オリエンタルバイオ・・・健康食品
という会社なんですね。知りませんでした。
TOKIOインカラミにいたってはNAOTOインティライミと同業者か?と。
なんと知る人ぞ知る超有名なヘアトリートメントだったんですね。
美容師の人、知らずで申し訳ないです。
さらにダイナムですが、こちらも超有名で、パチンコホールチェーンとしては日本一の店舗数を誇り、売上高は7,008億円(2019年3月実績)という巨大企業だったんですね。
大山式は足指パッドで有名とのこと。そういえば見たことあるかもしれません。
オリエンタルバイオは創業25年の健康食品の大手。
「ラフィーネ」ブランドで有名だそうで、スーパーフォーミュラに参戦するマッチの近藤レーシングのスポンサーでもあるそうです。
ほんとそれぞれ立派な企業で、今更ながら知らずにごめんなさいです。
他の企業も合わせてこれだけの企業がスポーンサードしているフィギュアスケート。
男子の羽生結弦選手と紀平梨花選手の2大スターがいるので、広告効果は絶大なのでしょう。
なぜカナダなのに日本人の観客があんなに多いのか?
もう一点疑問に感じたのが、カナダにも関わらず日本人の観客の多さです。
テレビ画面を通してみていると、日本の会場なのかと見間違うほど日本人らしき人々の顔顔顔!
羽生結弦選手や木平梨花選手の演技では、場内あちらこちらで日の丸が広げられ、演技終了後には大量のぬいぐるみがリンク内に投げ込まれるなど、ここは日本なのか?!どれだけ人気があるんだ!と驚かされました。
これはもしや団体ツアーなのか?!と、早速調べてみました。
ありました。やっぱり。
JTBの観戦ツアーがありました。
2019-2020フィギュアスケートツアーです。
ツアープログラムには、9月12日のカナダのオータムクラシックインターナショナルに始まり、来年3月16日の世界フィギュアスケート選手権2020(カナダ・モントリオール)まで10大会が案内されています。
しかも、今回のケローナ大会を含めすでに半分の5大会は、申し込み受付が終了しています。
さらに申込でOKではなく、そこから抽選になるのだそうです。
競技観戦チケットはツアー代金とは別のオプション
ちなみに今回のケローナ大会ツアーは、東京発(成田)5泊7日のツアーで一人330,000円(エコノミークラス)です。
そして、この料金には試合の観戦券は含まれておらずオプションとなっていて、その観戦券は一人45,000円〜65,000円(オールイベントチケット)とのこと。
いやぁ、驚きです。
さらに12月5日からイタリア・トリノで行われるグランプリファイナルのJTBツアー。
こちらもすでに申し込み受付が終了していて、その金額は6泊8日で一人390,000円。
同様に観戦券はオプションで、なんと一人300,000円です。(オールイベント、VIP Platinum plus、1列目確約チケット)
これら金額も驚きですが、さらに抽選でないとツアーに参加できないとは。
しかも早々に埋まってしまうからえげつないものです。
フィギュアスケートの人気の高さを再認識させられました。
こういったツアーの観客と、地元に住む日本人の観客が合わさってあの日の丸になっていたとは、調べてみないとわからないものですね。
我々一般人は、なんとか日本での大会に潜り込むか、そうでなければテレビの前での観戦が関の山ですね。