令和の時代 平成を忘れない記念品 岐阜県関市 平成(へなり)地区

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元号の改元が近づくにつれて、テレビへの露出が再び多くなった岐阜県関市のへ平成(へなり)地区。

令和の時代 平成を忘れない願い 岐阜県関市 平成(へなり)地区 image:ヘソプロダクション/元号のまち「平成(へなり)」(岐阜県関市)

昭和から平成に変わった1989年時は、読み方は違うけれど、全国で唯一元号と同じ地名として一躍脚光を浴びた地域ですが、その軌跡を残すべく、このたびユニークな企画で話題を集めそうです。

というのも、大阪市にあるヘソプロダクションは、岐阜県関市の平成(へなり)地区で、4月22日に地元平成村の人と共にそこでの空気を採取して、その空気を缶詰に封入し、「平成の空気缶」として販売するという、ユニークなプロモーションを仕掛けているからです。

時代の記念に「平成の空気」を商品化して販売!

なんら変哲のない空気が入った缶詰なのですが、「日本平成村の空気」と「平成時代への感謝の気持ち」をぎっしり詰め込んだ保存用の「空気の缶詰」なのだそうです。

日本平成村の空気の缶詰 image:ヘソプロダクション/「平成の空気缶」

このプロモーションのきっかけは、平成時代への感謝の気持ちを何とか形にして残すことはできないか考えたとき、かつて一躍脚光を浴びた平成(へなり)が浮かび、この空気缶の発想に辿り着いたのだそう。

来る令和時代になっても、「よいご縁があるように」と祈りを込めた5円玉も入れて密封され、完成品は順次「道の駅 平成」に配送され先行販売となる予定で、4月27日からはECサイトで一般販売も開始する予定だそうです。

価格は¥1,080

ビジネス的に考えると、空気の原価は0ですから利益率はいいでしょうね。

昭和から平成になった時にもあった、空気の瓶詰!

これに関連した話題として、実は27年前の昭和から平成への改元時。たった七日間しかなかった昭和64年のはかなさを思い出させるような話題がTWIITERに投稿されていたのです。

昭和から平成になった時にもあった、空気の瓶詰

「昭和64年1月7日 昭和の空気」と記されたケースに入った瓶。

TWITTERの投稿者によると、投稿者の姉がとっておいたものを年末年始の大掃除で見つけ、弟に譲ってくれたものだそうです。

この投稿には、次のような反応が続々と来たそうです。

「素敵」、「ここに書いてある『昭和の空気』という文字までも味わい深い」、「あけちゃだめだわ絶対だめだわ」、「なんかこれ欲しい」、「案外、研究機関が欲しがるかも」、「粋ですなぁ」などの反応がTwitterにあがっています。

昭和天皇が崩御された昭和64年(1989年)1月7日。また、故・小渕恵三氏が新元号「平成」を公表した日。

ただの空気を詰めただけのものですが、昭和最後の空気ということで感慨深い価値があるようにも感じますね

今の時代の記念として将来想いだすキッカケになれば!

さて、「今回の平成の缶詰」の企画はどういう反応が起こるのでしょうか?

パッケージをみる限り、記念品として残しておけるだけの価値観をうまく表しているようで、道の駅ではそこそこ売れるような感じがしますね。

それにしても、このたびの改元に便乗したビジネスが多いのにも少し驚きます。これも時代時代と受け継がれていくのでしょうね。

まぁ、おめでたい事ですし、平和な話題としてピックアップしてみました。

 

【平成の空気缶(へいせい・へなりの空気缶)】

採取地:元号橋(岐阜県関市平成地区)

内容量:平成の空気、平成の5円(ご縁)玉、日本平成村のみなさまからの「ありがとう!平成」の気持ち

価格:1080円(税込)

販売場所:道の駅 平成(4月22日から)、特設ECサイト等(4月27日より予定)

※数量限定

【公開作業】

実施日時:2019年4月22日(月)10:00~10:30

場所:日本平成村 元号橋(岐阜県関市下之保1993番地6)

製造者:日本平成村の皆様

 

 

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