レスポンス率34%!驚異の反応を獲得したキャンペーン
少し前になりますが、2007年12月に行われた
トヨタ自動車「カローラルミオン」のキャンペーン
の事例を紹介してみます。
というのも
なんとアンケート応募が、34%という驚異の
レスポンスを獲得したという参考にすべきキャンペーンなんです。
キャンペーンは、ルミオンの小冊子に
アンケート用紙を付けて
産経リビングのリビングパートナーに
送付されました。
ここで「仕掛け」があります。
一人のリビングパートナーに配られたのは
4冊の小冊子と4枚のアンケートはがき。
本人用の小冊子1冊・はがき1枚と、残りの各3冊・3枚を
友達に手渡しで配ってもらい、
全員でアンケートに回答すると
食事券のプレゼントに応募できるという仕組みなのです。
しかも応募するための問題は
小冊子の中身を読まないと答えられないもの
になっているというニクイ演出。
仕組みはこんな感じ↓
友達4人で考え、応募するという
いかにも女性心理を上手くついた内容です。
結果、キャンペーンは大成功!
アンケートはがき10万部の配布に対して
なんと34159人からの回答応募を獲得したそうです。
レスポンス率34%!
このキャンペーンは、ルミオンの認知促進だけでなく
深い情報接触、クチコミ拡散の効果を得ています。
ぜひ真似したい販売促進の手法ですね
さて、この良くできた仕組み応用することはいくらでもできますね。
アンケートはがきは、モバイルで代用できます。
今まで、パンフレットやチラシ、DMなどを
作っておられる企業や店舗も
単に認知促進だけの目的で配るだけではなく
それら既存の媒体にちょっとした「仕組み」を加えることで
もっと効果的な使い方ができると思います。