小店舗でも資金が集まる「Smallknot」に注目
アメリカのサイト「Smallknot」は中小の店舗にとって素晴らしい発想のサイトです。
皆さんは投資というと、企業や一部の金持ちが
資産運営のために金を動かし
毎日莫大な金融取引が行われている世界を想像されると思います。
投資や株で資金を得て企業は大きくなっていきますが、
それはあくまで大手企業中心の話だと。
しかし、ローカルのパン屋さんやカフェ、
美容院や自転車屋さんなど、
小さなお店にとってはまったく関係の無い話です。
お店のスペースを少し広げたい、新しい機械を導入したい。
でも小さなお店にはなかなか銀行もお金を貸してくれないし、
資金不足が理由で新しいことがなかなか前に進みません。
「Smallknot」は、そんなお店に地元のファンが投資する
仕組みを作ったのです。
つまり、小さなお店でも「Smallknot」で
資金を集めることができるシステムなのです。
サービスをつくったのは、ハーバード・ロー・スクールを卒業し、
Wall Streetで金融関連の弁護士をしていたJay Lee氏。
彼は、毎日すごい額の金融取引が行われている世界があるのに、
地元の小さなお店がチェーン店に負けて店じまいする光景を
幾度となく目にしました。
世界中にお金を流通させられる金融システムは、
ほんの数メートル先にお金を届けることができない。
そんなおかしな状況を打破するために彼によって誕生したのが
「Smallknot」なのです。
投資家はお店の商品やサービスの提供を受ける
地元のファンは、「Smallknot」で投資するかわりにお店の商品やサービスの提供を受けることになります。
例えば、地元のラジオ番組のウェブサイト構築のための費用を
集める企画を見てみると、
投資金額は10ドル、25ドル、50ドル、75ドル、100ドルの5つ。
25ドル投資すると、近所のレストランのディナーと
地元のカップケーキがもらえます。
100ドル投資すると、一度ラジオ番組のDJができるんだそうです。
おまけに番組のポロシャツもついてきます。
なんかすごく楽しそうです(^_^)
投資する側は、近所のお店が繁栄していく楽しみも持てますし、
サービスに魅力があればどんどん支援する人も多いはず。
お店にとっても商品やサービスの向上はもちろん、
支援してくれる人が上顧客になってくれます。
このように身近にWINWINの関係ができています。
「俺はあのお姉ちゃんのケーキ屋に5,000円投資しているで」
「私は10,000円投資しようかな」
みたいな感じで、日本でも流行ると思います。
どうでしょうか?
「Smallknot」
https://smallknot.com/browse/campaigns