こんにちは！くまざわです。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりませんね。
スポーツや文化行事、学校の休校なども、当初の期限が延期されたりで、いまだ終着点はみえないという現状です。
特に小中高校が休校になっていることで、小さい子供さんを持つ家庭はなにかと大変なのではないでしょうか。
そんな中、学校の休校によって、児童書・学習参考書が売れているといいます。
それら新型コロナウイルスの感染・拡大によって、時間の有効的な使い方や身体の免疫力アップを目的として、思いがけず売れているといった商品を楽天市場、楽天ブックスから紹介してみます。
親子で楽しめる歴史本は知識アップとストレス解消に
特に売れているのが、歴史本。
しかも、漫画やイラストを多用した歴史本に人気が集まっているようです。
例えばダイヤモンド社の「東大教授がおしえる やばい日本史」は、新型コロナウイルス対応で、文部科学省から教育委員会へ休校の要請があったのを境に２倍、さらに翌日には４倍の売り上げを記録しました。
ダイヤモンド社では、急遽２万部の重版を決定したようです。
興味のある方は楽天ブックスで購入できます。
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例えば家康はかなり臆病で、よくウンコを漏らしたといった話などがあり、親子で日本史の裏のエピソードなどを知ることができます。
その勢いをかって、同じく「東大教授が教える やばい世界史」も1万部重版が決定したそうです。
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背景には、新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校が休みになり、外にでられなくなった子供が、一日中ゲームやYoutube漬けの生活にならないように、親御さんが書籍を与えているようです。
また、休校によってお孫さんをあずかることになったおじいちゃん・おばあちゃんも、歴史の本は孫と一緒になって時間をつぶせる格好の材料になっているようですね。
他にも、実業之日本社から出版されている「ねこねこ日本史」は、休校要請のあった2月28日の翌日に前々日の６倍の売り上げを記録しました。
ねこねこ日本史は、歴史上の人物が可愛い「猫」として描かれ、累計１００万部を突破し、テレビ放映に続き劇場版も公開されている大人気のコミックです。
しかも、学校が休校中で時間がたっぷりあるようで、１～８巻までの全巻セットを買い求める親御さんが多いのだそうです。
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自宅待機でストレスが溜まる状況が続くなかで、これら大人も子供楽しめる歴史本は、自宅待機のストレス解消にもってこいなのかも知れません。
自宅待機で免疫力アップ目的の「巣ごもり消費」が活性化！
書店の売り上げが上がっているのと同様に、自宅待機で「巣ごもり消費」という言葉が紙上を賑わせています。
大量買い占め、転売が横行
スーパーでは冷凍食品を買いだめしたり、缶詰類も売り上げも好調だとか。
なんと冷凍食品は通常の１０倍の売れ行きだそうです。
まるで災害時に備えるような行動ですね。
もちろん、新型コロナウイルスは災害と言えますが。
CDやDVDの売り上げも良く、自宅学習の参考書類などは通常の４倍の売れ行きです。
自宅でいかに時間をつぶすかが、これらの需要を呼んでいるようです。
少し前にはトイレットペーパーが無くなるというデマが拡がったせいで、店頭からトイレットペーパーやティッシュなども品薄になりました。
デマとわかってからも、コンビニなどではまだ品切れ状態の店も見られます。
新型コロナウイルスの予防に必要なマスクの転売も問題になりました。
この機に乗じて、マスクの転売で大儲けした業者もあったようです。
マスクはいまだに医療機関向けも品薄になっていて、先日ついに転売行為に規制が入り転売禁止が決まりましたね。
通販市場でも、べらぼうな金額で売っている状態でしたから。
通販市場で売れている意外な商品
そんな通販市場を見てみると、意外な商品が売れているようで、その一つは「にんにく」です。
特に「黒にんにく」は昨年の今頃に比べ5.5倍も売り上げです。
さらに、「はちみつ」も前年比120％の売り上げがあるといいます。
どちらも新型コロナウイルスの感染拡大を受けての需要だそうで、これらの食べ物を摂ることによって、体の免疫力を高めるのが目的のようです。
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同様に、カテキンが新型コロナウイルスに効くとSNSで流れたことで売れているのが「茶カテキン粉末」です。
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トイレットペーパー同様、根拠のない噂がSNSで拡散することで何かが爆発的に売れるといった構図ですね。
こんな時だからこそ、消費者も少し冷静になりたいものです。
食べ物以外で人気爆発なのが「グリッポン」という商品です。
「グリッポン」は、素手で電車の吊り革を触らないようにするためのアイデア商品で３月に入って売り上げが２月の８倍になったそうです。
電車の吊り革に使うグリッポン
これらの商品の売り上げ上昇の要因が新型コロナウイルスの影響というのは、当事者にとって素直に喜べない気持ちがあるかも知れません。
ただ、これら一部の商品は売れているのですが、やはりほとんどの産業で売り上げ縮小の傾向は否めません。
とにかく人が多いところを避けなければならないため、繁華街の飲食店なども散々だと聞きます。
巣ごもりからの翔び立ちはいつ？
現在３月の半ばを過ぎたところですが、まだまだ新型コロナウィルスの感染拡大は拡がっています。
世界的にはアジアから今ではヨーロッパでの拡大が大きく、終息への先行きは不透明です。
日本はオリンピックを控えていますが、この様子だと前代未聞の延期や中止の可能性も真実味が出てくるでしょう。
そうなると、新型コロナウィルスが経済に及ぼす影響は計り知れず、国民の多くの生活に暗い影が迫ってくるかもしれませんね。
アメリカ映画なら、この辺で抗体が発見され一件落着になるところですが、そんな新薬の発表を心待ちにしたいと思います。