トナカイの鼻は本当に真っ赤なのか?真相を調査
まもなくクリスマス。街はクリスマス一色で、この時とばかり
セールの飾り付けやイルミネーションが光り輝き、
クリスマスソングが自然と耳に入ってきます。
クリスマスから正月にかけて、
小売業は1年でもっとも忙しい時期ではないでしょうか。
真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♪
いっつもみんなの人気者~♪
誰もが口ずさむクリスマスソング。
さて、この歌詞ははたして本当なのか?
真剣に調べたところがありました。
真っ赤なお鼻の根拠はトナカイの血管にあり!
オランダとノルウェーの研究チームが、トナカイの鼻が赤く光る理由を科学的に解明しようと試み、
その結果が先日「英国医学会会報」に掲載されたとのことです。
研究チームは顕微鏡を使って
人間とトナカイの鼻腔内粘膜を調べたそうです。
そして、トナカイの鼻腔内の血管が
人より25%多いということが判明しました。
鼻腔内の血管は酸素を運ぶ赤血球を大量に供給し
体温を調節しているとのことです。
つまり、トナカイはサンタのために空を飛ぶ任務を遂行し、
運動量も激しく、鼻の赤血球が豊富に、
また密度濃く循環するため
鼻が赤く例えられるということだそうです。
それにしても、まじめに研究したところが面白いですね。
無駄と思える事に真剣に取り組むのもヒントを生むきっかけに!
誰しも子どもの頃は、ふとした疑問についてあるいはくだらない事柄について
みんなで真剣に考えたりしたことがあると思います。
そんな感じの延長のようなことですが、
こういった疑問に思ったことに真剣に取り組むという姿勢は
歳をとると「時間の無駄!」とか言って
避けてしまいます。
でも、その無駄に真剣になることも必要なのかもですね。
ひょっとしたら、そこから応用が効いて
大きな事柄に発展する可能性もありますから。
人類の発見とは、こういった事から始まり進化してくのでは
とあらためて考えさせられます。
さて、クリスマス。
真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♪ と頭に浮かんだら、
この話でもクリスマスの余興の一つにでも取り上げて下さい。
ちなみに赤鼻のトナカイは、ルドルフ君と呼ぶらしいです。