綾鷹のヒットの要因はCMに負けない味を実践!
「選ばれたのは、綾鷹でした」
このフレーズ、もちろん聞いたことがありますね。
コカ・コーラ社から販売されている「綾鷹」のコマーシャルのフレーズ。
このフレーズが今、ネット上などでちょっとした人気の「ミーム」になっていると言います。
ちなみに「ミーム」とは、文化を形成する様々な情報であり、人々の間で心から心へとコピーされる情報のことらしい。
で、どういうことかと言うと、
「あの子と私、どっちをとるの!」
・・・選ばれたのは、綾鷹でした(^_-)
「AとB、どっち選ぶんや!」
・・・選ばれたのは、綾鷹でした(^_-)
という感じでごまかしのジョークに合うフレーズのようです。
まぁ、こんなジョークが拡がるわけだからコーマーシャルとしては十分成功しているわけです。
実際に売上も絶好調らしく、なんと39か月連続でセールス伸張率2桁以上ということ。
緑茶飲料全体の生産量がここ4年連続で低下し(全国清涼飲料工業会調べ)、停滞気味の中でのこの好調ぶりは素晴らしいですね。
地方別コマーシャルでブランド訴求
さて、その好調を支えるコマーシャルですが、これも実に考えられています。
2010年6月から「急須でいれたような味わい」を訴求。
「急須でいれたお茶にもっとも近いお茶はどれか」を米農家さん編、落語家さん編、女将さん編、板前さん編 舞妓さん編などで「選んで」もらう「綾鷹チャレンジ」「日本全国綾鷹試験」のCMでバックアップ。
これに北海道から沖縄まで、地方別のコマーシャルも加える大規模なキャンペーン。
さらに、好調の原因はもっとも重要な事。
それは、コマーシャルに負けない「味」にあるそうです。
実際、一度飲んだ人のリピート率が非常に高く、「綾鷹でなければダメ」と指名買いも増えているそうです。
コカ・コーラ社の飲料といえば、コーラ以外「アクエリアス」「爽健美茶」「ジョージア」などが有名ですが、いまや「綾鷹」の勢いが止まらないようですね。
個人的には爽健美茶が好きですが・・・。