オフィス街に新たな提案、画期的なメディア「ウインドウビジョン」
ウインドウビジョンというメディアが近い将来、街のそこかしこで見られるようになるかも知れません。
ビジョンという事から、映像を映す大きな画面だと想像すると思います。
今では大きな競技場やコンサート会場、ショッピングモール、そして駅の広告などでよく見るあの大きな画面ですね。
確かにそれに近いのですが、このウインドウビジョンは、名前からわかるように「ウインドウ」に映像を写すことができる大型ビジョン(画面)なのです。
もっとわかりやすく言うと、例えばビルの窓にこのウインドウビジョンを設置すると、ビルの外の人には、そこに写る映像がくっきりと見えるわけです。
これだけでは窓にLEDをつけて写しているだけと思われますが、実はこのウインドウビジョンを設置したビルの中、つまり室内にいる人には、外の風景が普通に見えているのです。
しかも、室内で3mも窓から離れると、ビジョンがセットしてあることさえわからないぐらい、中からは普通の窓に見えているのです。
だから、ビルの外から入ってくる太陽の光も、普通とかわりなく室内に入ってきます。
しかも、外側から見ても太陽の光にも負けない輝きで高精細の映像を写すことができるのです。
これはほんと画期的ですね。
※映像・画像を写していないときは普通の窓ですね
広告ボードとして大きな可能性を持つウインドウビジョン
ウインドウビジョンは、映像や画像を写し出せるので、広告メディアとして大きな活躍が期待できます。しかも、ウインドウビジョンが広告としてたいへん魅力的なのは、街の一等地にあるビルはもちろん、路面に接している店舗にとって、自社の広告を訴求するのももちろんのこと、広告収入を得るための貸し広告スペースとしても活用できることです。
しかも、ガラス面や窓を利用するので、従来の広告ビジョンのように外壁工事などもする必要がなく、軽量で比較的簡単に設置できるのです。
もちろん、大きなスペースを利用する以外に、小さな店舗での利用もできます。
大きさに関係なく小さなところから大きなスペースまで自由自在に設置できるそうです。
多くの業界から注目!街のウインドウが映像でいっぱいに?!
広告メディアとしてウインドウビジョンにはかなりの期待がもてそうです。今まで駅前にある普通のビジネスビルだったところが、広告収入が得られる媒体に変わるのですから、ビルのオーナーにとっては魅力的にうつるでしょう。
また、広告メディアだけでなく、コンサートや展示会の演出などにも需要があるそうです。
そういうこともあってか、ウインドウビジョンを取り扱っているLM TOKYO株式会社には世界中のハイブランド、アパレル、最先端技術など色んな業界から問い合わせが殺到しているそうです。
どうですか?ウインドウビジョン!
あなたの近くのビルで目にするのも、そう遠くはないでしょうね。